| 子供を上手に叱れますか? |
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2008.11.7 |
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近所の高校生を褒めたことが、学校便りに掲載され、それを読んだお母さんの話。
「褒めるといいのかしら〜 私なんか、子供に叱ってばかりいる自分にウンザリしてるんですよ〜」
明るくて、はっきりしたお母さんで、その言葉通り、よく小学生の息子さんを叱っている。
「言いたいことがあったら、言ってみなさい! 言えないでしょ? 言えないのは、自分が悪いからでしょ! いつも、そうじゃないの〜」
「いつも」という断定的な言葉を使ったり、息子さんの言い分を聞かず一方的に決め付けてるように聞こえる。 その間、男の子は無言ですが・・・・
「いつも、と言うことは、せっかく叱っても、効果がない、ということですよね?」 「そうなんですよ〜、効果的な叱り方、ってないかしら・・・・」
でも、「子供を叱る」ということは、親子関係の延長にあるものなので、 このお母さんのように、普段から子供と接して理解していれば、解決するのでは、と思います。
親も子供も、お互いに失敗して、お互いに成長すればいいのでは・・・と私は思っています。
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2008.10.3 |
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妻がパートの休みが取れないので、長男と二人で、私の兄のお墓参りに行くことになりました。
途中のスーパーで、花だけを買うつもりでしたが、 兄の霊園までは、車で往復3時間はかかり、ちょっとしたドライブなので 弁当、プリン、アイス、飲料、おやつやなども買わされました(苦笑)
そして、レジ袋が有料になったので、車に戻り、大きなエコバックを持ってレジに並びました。
「袋は要りませんが、お弁当の、お箸を頂けませんか?」とレジに言うと、 「はい。では3円頂戴致しますね〜」と言われ、驚いた。
「え〜? じゃあ、要りません。3円でも節約しますから」 「そうですか」とレジの女性は、意地悪そうに笑った。 なんか、ムッときました!
すると、アイスの「へら」とプリンの「スプーン」は「差し上げます」と 何も言わないのに入れてくれたが・・
弁当売り場に「割り箸は有料です」とでも表示していれば、私は気持ち良くお金を払ったと思う。 3円が惜しいのではない。 そんなやり方のヨークの不手際と、レジの女性へのささやかな抵抗のつもりだった。
レンジでチンしたお弁当と、アイスなどを一緒にしたくないので、無料のダンボールを利用しようと思ったら、ガムテープが芯だけで箱も作れない。 また袋を探しに車に戻りました。
買物を済ませて車に乗り込んだ長男が「箸がな〜い」と血相を変えて車のダッシュボードを探してくれ 割り箸を見つけたので、事なきを得ましたが・・・
家に戻って、こんな時のために、と、割り箸、スプーンなどを、またダッシュボードに入れました。 コンビニや他のスーパーでは、お弁当には「割り箸」がついているのに・・・
何とも後味の悪いスーパーでの買物でした。 今までのサービスが有料になるのなら、しっかりと、わかるように表示でもしてほしいですよね。
毎日スーパーに買物に行くわけでもないし・・・、 オヤジは知らないことが多くてね・・・(汗)
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2008.9.2 |
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自閉症の支援活動をしているお母さんの話です。
彼女は自閉の息子さんに、できないことが多くても、生きる力をつけることが必要、と常に考えています。 計算が苦手でも買い物は自分でできるようにしたい、と買い物の練習をさせていました。 駐車場で待っていても店内の様子がわかる「コンビニ」を主に利用していました。 そこで「千円札」を持たせ、好きなものを買い、「お釣りをもらってくる」という練習をするのです。
お母さんは、いつも店の駐車場の車の中で店内を見ながら、息子さんの買い物を待っています。 ある日、たまたま千円札がなかったので、1万円札を持たせて、コンビニへ買い物にやりました。
お菓子を買い車に戻ってきた息子さんのお釣りは、小銭だけ。 レシートには、1万円の入金になっていたので、レシートを持ち、急いでコンビニの中に入って行った。
お母さんのその勢いに驚いたのか、店員は無言で9千円を返してくれたそうです。 知的障害者だとわかった上での、馴染みのないコンビニでの出来事のようでした。
私の息子も似たような体験で、後日、お金を返してもらったことを思い出しました。 私は、TSUTAYAから200円のお金を返してもらった時点で諦めたが、そのお母さんは違ってました。
そのお母さんは、障害者を「施設から地域へ」と言われるようになったけど、こんな地域では安心して暮らせない、 知的障害者が地域で安心して暮らせるために、その支援を警察がしたら心強いと考え行動を起こしました。
警察主催の研修会やコンビニなどの講習会などでは率先して発言をしたりして、知的障害者に対し理解を深める努力をしています。
地域での地道な活動が。みんなの理解を得るには必要だ、と彼女に教わりました。 勇気のいることですが、受身ではなく、自ら行動を起こさなくては! と思いました。
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2008.8.1 |
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私は所用で学校に行った時は、ついでに、と我が子の教室を覗くことにしている。 無人の教室の掲示物などを見るのが楽しみの一つになっている。
特別支援学級のプランターに、各自が植えた朝顔が成長し、上手に添え木にからまって伸びている。 密集していると、隣のつる同志が絡まり合いながら、伸びているものもある。
そこに先生がジョウロやら何やら、色々荷物を持ってやってきた。 息子がお世話になっている先生で、まずは形式的に、お互いに挨拶を交わした。
「朝顔は、誰かの手を借りて上に伸び、きれいな花が咲くんですね。 そうでない時は、こうして隣同士が寄り合って、助け合って、お互いに伸びていくのですね。」 ややベテランの、未婚の女の先生が、独り言のように、しみじみと私に話しかけてきた。
「先生、どうしたの? 何かあったの? 意味深だね、 彼氏のこと?」と、私がからかうと 「違いますよ、彼氏なんかいませんよ! 知ってるくせに! いつ紹介してくれるんですか? 何か、うち(特殊)の子供たちみたいだな、って思ってたんですよ。やだ〜、も〜」 と笑いながらも、朝顔に目を向けていた。
多動の子を追いかけ、パタパタ駆け回って 「どうせ汗をかくから」とショートヘアで、化粧もほとんどしないで「素肌美人よ」と、おどけたり 「毎日が運動会」の格好で、小柄だが遠くからも大声で子供たちに声をかける、気さくで優しい先生。
普段から「私、女を捨てましたから」と、何を言われても気にしない素振りなので、 つい、からかってしまいたくなるし、話しもやすい先生だが、 朝顔のつる、の話に私は不意を突かれ、彼女の信念のようなものを感じ、ちょっと尊敬した。
先生の話は続き 「朝顔の「つる」は絡まるだけだからいいけど、私は木にからまる「つた」は嫌なんです。 つたは自分ひとりでは生きられないので、木に絡まるんでしょう? 絡まった木の栄養分まで取って、つただけが成長して、絡まれた木は枯れてしまうんじゃないかな、 って思うんですよ。 自分さえよければいいの? 野活で山に行った時に見た立ち枯れの木に、つたが絡まってたので、そう思ったんですよ。」
「夏休みに家に持ち帰りたい、と言う子がいるので、みんなの分を、これから鉢に植え替えよう、 と思うけど、大丈夫かしら? 大丈夫ですよね、朝顔。人数も少ないし、楽勝、楽勝!」
ほとんどの先生が帰り、人気のないない学校の片隅で、本当に一生懸命で、輝いて見えた。 あの先生にお世話になってる子供たちは、なんと幸せなことだろう、と思った。
私は、「化粧なんかしてなくても、とても綺麗ですよ!」と、よっぽど言いたかったが、 「また、からかってんでしょう」と言われそうなので、言わずに帰った。 その先生は、家に帰れば年老いた母親の世話、学校では子供たちの世話に励んでる。 「先生、自分のことは?」 と言ったこともある。 そんな先生を、喜ばせたい。 喜ぶことをしてあげたい、といつも思う。 やっぱり、言えば良かった、いつか絶対に言おう。「素肌美人ですね」とでも言ってやろうかな(笑)
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2008.7.2 |
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長男が学校へ通う途中に、次男が通う、小学校がある。 我家から見えるほどの近距離だが、特殊学級がないので、長男は弟と別の学校に通っていた。
長男は、学校帰りに弟の学校に顔を出していることがわかった。 自閉、といえども、長男は「お兄ちゃん」として弟のことが気になるのだろう。
だが、次男の小学校からは、そのことが「好ましくない」旨の連絡があり、 遠回りになるし、腑(ふ)に落ちない点もあったが、長男の通学経由を変えることにした。
そんなこともあって、私はいろいろ考え、次男の小学校のPTA会長を引き受けることにした。 小学校のPTA会長は学校に足を運ぶことが多く、多忙だが、いいチャンスだと思った。
そして、小学校での打ち合わせが終わったあと、無人の教室を覗きながら帰ることも楽しみだった。 授業参観に出たこともないので、次男のクラスの掲示物でも見ようと、無人の教室に入ってみた。
様々な絵などが賑やかに、工夫して掲示され、ほほえましい。 思わず口元が緩む。 季節柄、七夕飾りに使うのであろう、みんなの願い事を書いた短冊が空き箱の中にあるのをみつけた。
どんな願い事があるのか、と箱の中のこれから飾るだろう、その短冊を、パラパラと見ると、
「ディズニーランドに行きたい」「おこづかいを もっともらえますように」「50m泳げますように」 「新しいゲームを買ってほしい」など、何かが欲しい、という小学生らしい願い事が多かった。 中には「ふうふげんかを しませんように」というのもあり、笑ってしまった。
そんな短冊の中に 「お兄ちゃんの病気を なおしてください。神様 お願いします。」 「ともちゃんの病気も なおしてください。神様 お願いします。」 見慣れた文字で書いてある短冊を見つけた。
小学生の切ないお願い。 どんな思いで書いたのだろう。 胸が熱くなって、これ以上読むことができなかった。 私はその短冊を、そっとなでて胸に当て、大切に元の箱に戻し、教室を後にした。
「ともちゃん」は、次男が教室でお世話をしている自閉症の女の子。 自分の身内だけではなく、他人をも思いやる気持ちが育まれた次男を、我子ながら誇りに思った。
〜子供たちが小学生の時の、私の大切な思い出です。
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2008.6.18 |
ある政治家が、岩手、宮城内陸地震について、 「今回の地震は、建物の崩壊や死傷者が少なくて良かった」と発言していたことを新聞で読んだ。
そうだろうか・・・ 死者、行方不明者、22名。 建物の損壊が約200棟、そして、未だに停電が約300戸、断水1,400個。道路、橋の損壊は無数。 広範囲な山間部だけに復旧が困難で、陸の孤島ななっている地域が散在している。
被害の大きかった宮城栗原の「耕英地区」は戦後の開拓地として地元では知られている。 厳しい気候環境に、火山灰の堆積地で強酸性の土壌、更に湿地が多い、という悪条件の土地で開拓者達は困難を極めたことも知らされている。
米作は困難で、レタス、高原大根、イチゴ、イワナの養殖などで活路をみいだし、約100人の人たちが営んでいる風光明媚な地域です。
みな苦労した仲間達だけに、地区の住民の結束は固く、助け合っている。 生産したイチゴは、主にケーキ用に出荷。お陰でケーキに「イチゴ」が年中飾れるのだ。
それが、今回の地震で全滅状態。 真っ赤なイチゴは収穫されず、そのまま腐るのを待っている。
観光地のお土産用の、漬物屋、饅頭屋さんなどは個人経営、零細企業なので被害は深刻です。 倉庫に備蓄していた、小豆、砂糖などが棚から落ちて散乱、使い物にはならない。 漬物用の真空パックの機械や重油タンクが破損などなど・・・
マスコミでは報道されない被害で困っている人が、あちこちにいる。 大手企業の工場なら、ニュースになるのだろうが・・・
これといった産業がない山間部では、その地域性を逆手にとって観光地として生計を立てている人も少なくない。 たくましいと思う。
ビルなどの建物の崩壊だけで、地震の被害を判断しないで欲しい。
開拓者達は、これといった国の援助もなしに、さんざん頑張ってきたのだから、 この辺で、彼らが頑張らなくても、国が頑張って全面的に助けてくれることを願っている。
そうであれば被害に遭わなかった私たちも、何かにつけ「頑張ろう!」そんな気持ちになるのでは、と思う。
子供たちが小さかった頃、真夏の渓流でイワナのつかみ取り、高原大根を、どっこいしょ、と抜いたことを、みんなの笑顔とともに思い出しました。
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2008.6.13 |
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長男の通う作業所に、今月から「福祉関係の大学」の学生が実習で来ています。 長男が、その実習生の足を蹴った、という報告があり、翌日は私もお詫びを兼ねて、車で長男を作業所に送り届けた。
車中での1時間は、長男が歌を歌うほど機嫌が良く「今日は大丈夫だな」と安心して一緒に事務所に入った。 長男は、さっそく実習生に挨拶をしたが、彼女達は椅子に座ったまま、睨みつけるだけ。
私もつとめて明るく「お早うございます!ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」と頭を下げたが、 彼女達は、椅子に座ったまま無言で下から見上げるように、私の顔を睨みつけるだけ。 私たち親子には、彼女達から挨拶の返事は返って来ませんでした。
事務所の中は嫌悪な雰囲気で、それに反応したのか長男は大声を出して、暴れ始めました。 それでも実習生は知らん振りで、椅子に座ったまま、微動だにせず、私たちを睨みつけるだけでした。
福祉専門の大学で勉強して、実習に来ている学生さんたちですが・・・・ 同様のことが以前にも何度かありました。 福祉とは名ばかりで、あの大学は野球で有名なだけ?と、皮肉の一つも言いたくもなった。
そんな気持ちでいた昼頃、作業所の事務長さんから電話があった。 「実習生は、こちらで要請している訳ではなく、大学で一方的に送ってくるだけです。明日から彼女達には別な作業所に実習に行ってもらうことにします」
朝は居合わせていても、何も言わなかった事務長だったが、何か感ずるところがあったのだろう。 お互いに余計な事は言わなかったが、お互いに同じことを考えている、思いは同じ、と直感した。
あの実習生が来なくなった昨日、長男は前日とは別人のように機嫌が良く、一人でバス、地下鉄を乗り継いで2時間弱かけて、作業所から帰ってきました。 今朝も一人で地下鉄に乗り込みました。
長男にも何らかの責任があるだろうが、何をしても、何をされても、いつも一方的に長男のせいになるんですね・・・・ 会話が苦手なので、言い訳もできないし、仕方がありませんが・・・・
私も、もっと冷静になって、長男と接しなければ、と思いました。 同時に、事務長さんに感謝の気持ちが沸いて来ました。 有難うございました!
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2008.6.2 |
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場吉兆の食事代金は、最低で3,4万円もするんだって! 東京で一人暮らしの次男の、1ヶ月の食費以上ですよ〜
食べ残しを使いまわし・・・、と言うことは、3,4万円の料理を残す人がいる、ということですよね。 なんという、バチ当たりなことをするんでしょうね。
学生時代にレストランでバイトをしていた時のことです。 客が残した料理を、コックさんが陰で手づかみで食べていました。 客の食べ残しは、自分が作った料理に問題があったのでは・・・との発想からなんです。
そして、それに手を加えて再度調理して、真剣な顔で、また食べて味の確認をしていました。 その光景を見て感動して涙が出そうになり、コックさんに笑われましたが、なぜか嬉しかったです。
コックさん曰く、客の食べ残しがあるのは、料理人として恥なんだそうです。 その店は、フランス料理のフルコースがメインのレストランで、結構いい値段の店です。
皿は大きいけど、一品一品の量が少なく、食べ残しが出るほど量ではないので、味に問題があるからでは・・・・と、残されると余計に気になるそうです。
あの店は、当時の自分の身分では、客として行くには、ちょっと贅沢な料金店でしたが、 どうしても、あのコックさんたちの作った料理が食べたくて、バイトを辞めてからすぐに行きました。
コースではなく、一番安いハンバーグを単品でオーダーしましたが、 大盛りにしてくれ、スープとデザート、コーヒーまでサービスしてくれました。
きれいに完食したので、ウエイターさんが「お前、バイトが終ったのに皿を洗ったのか?」と笑われました。 「デミソースの味がいいので、残すのがもったいなくて・・・」と言い訳をすると、 「知ったようなこと言って(笑)でも、お前、わかってんじゃないか、チーフが泣いて喜ぶぞ(笑)」
レジで精算をしていると、「これ、調理場から」と紙袋を渡されました。 ハンバーグとデミソースとクロワッサンが、どっさり入っていました。
両方とも焼き過ぎたのと形が崩れたので、「客には出せないので持って行け」とチーフからでした。
この店でバイトして、お金以上の物を得たような気がします。 あれ以来、クロワッサンとハンバーグが大好きになりました。(笑)
船場吉兆も、あのレストランのような考えが少しでもあれば、こんなことにはならなかったのに・・・
今度の日曜日、ファミレスですが、家族でハンバーグを食べに行くことにします(笑)
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2008.5.2 |
今頃お花見の話?と笑われそうですが、4月20日の日曜日、家族でお花見に出かけました。
お花見より、温泉に入るのが本当の目的で、花より温泉、でしたが(笑)
鳴子温泉のちょっと先の、中山平まで行ってきました。 桜の花は咲いてましたが、まだ満開ではなく、濃いピンク色のつぼみだけの桜の木も沢山ありました。 4月の最終日曜日あたりが満開で見頃なんでしょうね。
観光シーズンは大渋滞でどこもかしこも、人、人、人で混雑して、食堂や売店も行列でうんざりなのに、人影もまばらで、駐車場も売店もガラガラ。 全てが貸しきり状態でした。 道路も渋滞もなくスイスイ、予定時間よりかなり早く目的地に着きました。
青空の下でお弁当を食べるつもりでしたが、風が冷たく肌寒いので、車の中で景色を見ながら食べました。
そして、タオル持参でお目当ての秘湯温泉「うなぎの湯」に、入湯料一人800円を払って入りました。 お湯が、とろんとしているので「うなぎの湯」と言うらしく、糊が入ってるの?と思うほど、とろとろして透明で不思議なお湯で、身体もすべすべ、とろとろ、体中、じんわり、ぽかぽかです。
長男と内湯から露天風呂へ。 人の気配が全くしないので、「ここも貸し切りみたいだね」と話しながら露天の岩風呂に行くと、 なんと、10人近くの中年のおっさん達が、隅の方で微動だにせず、お湯の音も立てずに、岩に寄り添ってじっとしていて、なんとも異様な光景でした。まるでガラパゴスの海トカゲみたいでした(苦笑)
実は、脱衣所は男女別ですが露天は混浴なので、女性客が入ってくるのを、じっと待っているようでした。 女湯の内湯からは、露天風呂には男性客がいない様に見せかけるよう、たくみに場所を選んでるみたいでした。
そうとも知らず長男と私は、じゃぶじゃぶと誰もいない真ん中に行ったので、おっさんたちの敵意に満ちた視線を浴び、その異様な雰囲気に耐え切れず、長男と私は内湯に移動。 内湯は誰もいないので、貸しきり状態。かけ流しのきれいなお湯に、贅沢に気持ち良く浸かりました。
娘に混浴の話をすると、「女性専用が別にあるので、そっちに入ったのよ」と笑っていました。 混浴には、全身が梅干のようなおばあちゃんが入りにいったようなので、「梅干の湯」(笑)
そんなことがあったり、楽しい?お花見と日帰り温泉でした。
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2008.4.19 |
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自閉症で特別支援校に通っている高校生の男の子は、母親と弟と3人暮らしの母子家庭。 お母さんの新聞配達で、その家計を支えている。朝刊、夕刊、集金、拡張の仕事もあり忙しそうだ。 中学生の弟も、高校進学の学費準備のために、と4月から新聞配達を始めた。 「兄を一人にできないので、一緒に配達してます。兄は記憶力がいいので配達順路をすぐに覚えて、とても助かります。」と、大人びた口調で自閉症の兄を自慢した。 弟は、お母さんに代わって買い物や家事や、お兄ちゃんの世話もしているらしい。 家では自分が、「まるで父親」の役割をしている、と笑う中学生は、くったくがない。
彼は、明るく懸命に生き抜いてきたお母さんの背中を見て育ったに違いない。 私は彼が、自閉症の兄を自慢にしたことに、いたく感激し、嬉しくなって、たくさん褒めてあげた。 後日、彼のお母さんから手紙が届いた。 今どき「手紙」、が彼女らしいと思いつつ開封した。
「下の子が、お父さんにほめられたようで、チョー気分が良かった、と喜んでました。私も同じです。 私は余裕がなくて、ほめることを忘れてました。これからは、ほめてあげますね。」と結んであった。 「バイトでお金をもらったら、私に口紅を買ってあげる、と言ってます。たまには化粧くらいしてほしいみたいですね」ともあった。 それを書いている時の、お母さんの笑顔が目に浮かんで、私の口元が思わず緩んだ。
いつも目にするジャンバー姿のお母さんが、口紅をつけてドレスアップした姿を想像したが、 どうしても思い浮かばなかったが、その時は、弟君と一緒になって、「きれいだね」と褒めてやろう。 彼女のリアクションが楽しみだ(笑)
母子家庭、自閉症、と困難なことがあろうとも明るく前向きに生きているあの家族に拍手! 私も、やる気と元気をもらいました!
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2008.4.18 |
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ある小学校の入学式。議員さんや町内会、PTA役員など沢山の来賓や祝辞、そして 在校生の歓迎の合唱などもあり、沢山の花や飾りなどで、華やいだ雰囲気の中、無事に終了。
新入生の記念撮影も終わり、みんなが帰って人気のない学校。 すっかり静まりかえった校舎の教室で、まるで隔離されたかのように、 もう一つの入学式(特別支援学級)が始まった。 普段なら、多動で、奇声を発したりの3人の自閉症の新入生だが、 いつもとは違う様子に緊張したのだろうか・・・ 可哀想ななくらいに固まっていた。 淡々と進む特別支援学級の入学式は、午前中の私語やケータイ音で、度々ざわめいた普通学級の入学式より、よぽど厳粛で静粛だと思った。
来賓も、祝辞も、在校生からのお祝いもなく、 見事なまでの素早い進行だが、校長、教頭は、「やるべきことをやった」という感じで式を済ませると、 「いろいろと忙しいので・・・」とあわただしくスリッパの音を立てて、立ち去った。
式の終わり頃、新入生の女の子のお父さんが、ハンカチで目をぬぐった。
先生はそれを見逃さず 「涙ぐんだお父さんもいて、さぞ感激されたことでしょう」と満足気に最後の挨拶に付け加えた。
若くて凛々しく、今風のその子のお父さんが、人前で涙とは、は意外だった ところが、私の隣に立ってたそのお父さんが、声を抑えて、「悔しい!」と一言。
お父さんの涙の本当の理由を、先生は勘違いしたようだった。 でもこの先生達に、これから6年間、お世話になるのだ。
私は、先生との意思疎通の必要性を、より強く感じた。
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2008.3.6 |
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卒業式が終わり、約170名の卒業生とその父兄、在校生もみんな帰って、 ひっそりとした学校の教室で、特殊(特別支援)学級の卒業式が始まった。
卒業生は、私の長男一人だけ。 それでも教頭が司会をして、校長の挨拶などがあり、午前中の式と同じ手順で進行された。
自閉症の息子だが、緊張した様子で神妙に卒業証書を受け取り、式は、あっという間に終わった。 息子には、何も問題はなかった。
謝恩会が控えているのであろう、先生達は妙にテンションが高く、なにか気ぜわしくて忙しかった。
私の息子だけ、別途にやるのは学校側の配慮だと、良く解釈したいが・・・・ 普通学級には交流学級の級友や、お世話をしてくれたり、息子の教室に顔を出してた子も沢山いる。 みんな仲間だと思っていたのだが・・・・ 「きょうは、特別に、君だけの貸切の卒業式です」の言葉は、恩着せがましく響いた。 入学式も同様だったので、体育館でみんなと一緒に卒業式に参加させたいのが、親の真の気持ちです。
妻は、この日のために美容院を予約して、見たこともないような、誠意一杯のおしゃれをしたのに・・・ せっかくなので、人気のないの学校だけど、記念撮影をして、思い出にして帰宅しました。
自閉症の息子の、小学校の卒業式でのことでした。
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2008.2.2 |
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先日、ショッピングセンターに買い物に行った時の、駐車場でのことです。
コンパクトな軽乗用車が、駐車スペースに中々入れられず難儀していた。 見ると、女性ドライバーで、初心者マークが真新しい。 「バックで入れるのが、苦手なんだろう」 と思い、見るに見かねて、私はおせっかいだと思ったが、バックを誘導し、うまく駐車ができた。
その間、後部座席のおじいさんが、何度も頭を下げて、私にお礼をしているのが窓越しに見えた。
「嫁さんが、じいさんを連れて買い物か、感心、感心。」と思いながら、立ち去ろうとしたら、 運転席から、慌てたように女性ドライバーが、お礼を言いながら出てきた。
外から見た感じで、女性ドライバーは「嫁さん」と思ってたら、なんと、「おばあさん」だった!
「有難うございます、お陰さまで、助かりました。 免許を取ったばかりなので・・・ 年寄りの二人暮しなんで、夫(おじいさん)の介護のために、どうしても車が必要なので・・・ この歳になって、初めて免許を取ったのですが、車庫入れが苦手なので、本当に助かりました」
よく見ると、若葉の初心者マークのほかに、 オレンジの紅葉の、高齢者ドライバーマークも貼ってあった。
たったこれだけのことで、こんなに何度も何度も、深々と頭を下げるおばあさん。 私は、その姿に老老介護の実態を見た思いがして、やり切れない思いになり、胸がキュンとなった。
何か手助けしたい、と思ったが、それ以上は無理だ。 とっさに今、自分が出来ることはないか、と思い、手にしてた「あんこ餅」のパックを差し出した。
店の入り口のイベントでの餅つき大会で、振る舞いでもらった「あんこ餅」、割箸も添えてある。
「さっき、タダでもらったんです。つきたてだから、まだ柔らかいし、入れ歯でも大丈夫ですよ。 すぐ食べて下さいね。あわてて食べて、喉に詰まらせないよう(笑)、小さくして食べるんですよ。 オレ、酒飲みなんで、甘いものが苦手だから、もらってくれると、助かるんですが・・・」
ちょっと驚いた顔の、おばあさんだが、すぐに笑顔になって、丁寧に両手で受け取ってくれた。
私は、ちょっと大げさに「助かりました〜」 「これで、お互い様、持ちつ持たれず、 餅(もち)つ持たれず、ってシャレなんだけど・・・」
そう言うと、おばあさんは、ちょっと考えて、「あら、あら、あら、あら」と言って笑ってくれた。
「見ず知らずの人に、こんなに親切にしてもらって、それに比べて、うちの・・・・」 私は、「おばあちゃん、そのあとは、言いっこなし」と言葉をさえ切り、 「運転、気をつけてね」と言い残して、すたこら、その場を立ち去った。 チラリ、後ろを振り返って見ると、まだおばあさんが立って、こっちを見ていた。
「老老介護のおばあさん、頑張れ!」って、言ってあげればよかったかな・・・・ でも、気持は通じたと思うので、 頑張ってる人に、むしろ「頑張れ」って、言わなくて良かったのかな、とも思った。
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2008.1.1 |
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母の部屋の引き出しを整理していたら、熨斗袋やポチ袋が、沢山出てきました。
正月にタクシーに乗った際は、降りるときに運手さんに「正月からご苦労様」と言って「お年玉」を渡すのが、母の作法でした。 また、正月に配達など仕事で家に来た人にも、何かを渡していたようです。
それで、いつも熨斗袋を沢山用意していたことを思い出しました。
私もそれを引き継いで、タクシーの運転手さんに渡しますが、わずかな金額ですが、涙を流して喜んでくれる人もいます。 「お金はこうやって使うもんだよ」との母の言葉が聞こえるようです。
また、自宅にも事務所にも、ドリンクを年末にどっさり買い込んで、正月の配達や業者さんに1本づつ渡します。 正月に仕事をしているせいか、みなさんの険しい表情が、一瞬驚いて目が点になり、私の顔を見て、そして笑顔に変わります。 別人のような、とてもいい表情になりますね。
バイトの学生さんは、きょとんとした顔をしますがね(笑) 「正月にバイトして、よかった、っす。ラッキー!」と喜んで帰ったバイトさんの背中に向かって 「もう一息だから、頑張れよ〜!」と言うと、わざわざ立ち止まって、ドリンクをかざして見せてくれました。
年始早々、今年も私の「おせっかい」がスタートしました!
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2007.12.4 |
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小学生の低学年の子供たちが、「サンタさんは、本当にいるか?」を賑やかに話していた。
「サンタなんか、いないよ、作り話だよ」と誰かが言うと、女の子が泣き出した。 すると、「サンタさんは、本当にいるんだよ!いるんだ、ってばあ!」と、一人の男の子が頑張った。
私は「ふふ〜ん、子供は夢があっていいなあ」と、次の展開に期待し聞き耳を立てていると
「サンタの正体は、うちのお父さんだよ、おじいちゃんの時もあるけどね♪」
「でもね、それ、知らんふりしないとダメだよ。来年から来なくなると思うから、サンタさんがいると思ってる振りをするんだ。 だって、ぼくんちは、セコムで勝手に家に入れないし、煙突だってないし・・・」
その後、どうなるかな?と興味を持っていると、
突然、子供たちは学芸会の時のような、作ったような笑い声で、競うようにして笑い始めた。 泣きべそだった女の子も、一緒になって笑っていた。
「うちは、お母さん。 この前、おもちゃ屋さんで買ってきたのを隠してたよ!」 「うちは、お父さんが 「たんしんふにん」 だから、おじいちゃんだと思う!」
「たんしんふにん、って、な〜あに?」 「知らないの? お母さんが言ってたけど、それって、気が楽になること、なんだよ」 「う〜ん、そういうことなんだあ〜」
私は思わず吹き出してしまった。
子供たちの、クリスマスを楽しみにしている無邪気な様子を見て、私がプレゼントをもらったような楽しい気持になりました。
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2007.12.1 |
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出勤途中、朝の渋滞で信号待ちの車の多い道路の歩道で、ゴミ拾いをしている高校生を見かけた。 学校の体操着姿だが、いかにも「体操着に着替えました」といった感じの、ちょっとワルそうな男子が数名、大きなビニール袋を持って、仕方なさそうに軍手でゴミを拾っていた。
その前方には、彼らの様子を見ている腕組みをした先生がいた。いかにも「生徒指導」の先生だ。 「はは〜ん、彼らは何かをやらかして指導を受け、それでゴミ拾いをしてるんだな〜」と察しがついた。
信号が青になったので、私は車を走らせその場を通り過ぎたが、 しばらくして忘れ物に気がつき、道路を迂回し、20分後にまたあの道に戻った。
丁度、さっきの高校生たちはゴミ拾いが終ったところのようだった。 半透明の大きなゴミ袋の半分以下くらいだが、空き缶などの入ったゴミ袋を持って、先生の前に集まっていた。
すると、あの生徒指導の先生が、怒ったような顔で、男の子の頭を手で、ぐりぐりした。 でも、すぐに笑い顔になって、何かを言いながら、次々と他の男の子たちの頭を、ぐりぐりしていた。
そのうち、高校生達は、口を空けたり、腹を押さえたり、大笑いをしているのがわかった。 そして、先生は一人の男の子の肩に手をまわし、顔を覗き込んで何かを言ってる様子だった。 ゴミ袋を片手に男の子は、小刻みに首を縦に振って、何やら納得している様子。
私の推測だが・・・ 学校で良くないことをした高校生が、生徒指導の先生の下で、反省で歩道のゴミ拾いをさせられ、 先生も生徒もお互いに納得、無事に解決したのだろう、と思った。
あの先生と高校生たちの会話は聞こえなかったが、すばらしいやり取りがあったに違いない。 忘れ物をしたおかげで、私は朝から、いい光景に出会いました。
彼らのジャージの背中に、学校名が大きく書いてあったので、どこの高校かわかる。 「お陰様で、道路がきれいになり、感謝します」とでも学校にお礼の電話を入れよう、と思った。
これから電話帳で、あの高校の電話番号を調べます。 彼らと先生を、できるだけの言葉で褒め称えてあげたい、と思ってます!
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2007.11.2 |
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出勤前の朝刊、週刊誌広告の見出しで、
「明けない夜はない」に目が留まりました。 まじめで、優秀だからこそ、鬱になれる、「うつ」という人材を生かす!
これを読んで、とても嬉しくなりました。
うつは、まじめで優秀。納得、納得。ものすごく、わかります。みんな、自信を持とうぜ!
もっと書きたいけど、地下鉄に乗る時間なので、取り急ぎ、この辺にしておきます。
行ってきま〜す。 仕事、頑張ってきま〜す
「うつ」に理解のない上司がいる限り、機会があれば、また出したいと思います。
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2007.10.31 |
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障害者自立支援法以来、助成金が減って、その上自己負担が増えて運営が厳しくなった作業所では、 休憩時に飲むポットのお茶は、1杯30円の金券を買って飲んでいました。
それが、所長さんの配慮で、無料で飲めるようになったので、作業をして一休みの時には、 安心してポットのお茶が飲めるようになりました。
親は今まで通り有料(1杯50円)ですが、作業をしてる障害者達が、休憩時にお金の心配をしないで、 ポットのお茶をのめるので、有難い話でした。
久々の朗報で、嬉しくなりましたが「やはり、運営が厳しいので・・・」と また有料に戻りました。 300円で、11枚綴りの「お茶券」を買い、1杯飲むたびに支払います。
有料は残念ですが、1ヶ月だけでも無料で作業所のお茶が飲めたことは、有難いと思いました。 厳しい運営の中、何とかしたい、という所長さんのお気持ちに、感謝したいと思います。
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2007.9.25 |
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障害者自立支援法で、自己負担金が増えて以来、私たちの経済状況が余裕のないものになっています。
作業所で仕事をすれば、工賃(月給)をもらえます。 施設や作業所は、運営が厳しくなり、各種行事を中止にしたりして、いろいろ節約しています。 なので、給料(工賃)の額は少なく200円程度の日当です。(時給ではありません、日当、200円です)
それを政府は、賃金をもらうことは「受益、応益」だと考えています。1日働いて200円ですが・・・ 最低賃金の法律は、障害者には適用されません。 施設や作業所を使用しての「受益者」なので、自己負担しなさい、と、お金を払うようになって、1年半になります。
サラリーマンが会社で仕事をすると給料がもらえます。それは貴方の「応益、受益」なので、受益者です。 会社は貴方に受益をもたらしてるので、会社を使用しての「受益者の自己負担」として、 会社に使用料を払って下さい、と言うのと同じことだと思います。
工賃(月給)より、その「自己負担金」の額のほうが多いのです。 私の長男(自閉症)は成人ですが、毎月、2万円近くのお金を払って、清掃の仕事をしています。 何人かの仲間は「自己負担金」が払えず、来なくなってしまいました。
敬老の日に、一人暮らしのお年寄りに「お祝いの品」を買う余裕がないので、 今年は、お得意の「清掃作業」をプレゼントすることにしました。
これ見よがし、みたいに思われるのが苦手なので、人目のつかない早朝に行ってきます。 それに早朝に済ませると、そのあと自分たちも、どこかに出かけることができるので一石二鳥です。
軍手に長靴、首にタオルを巻いて、庭の草取りに、さっそく、行ってきました。 朝起きて、きれいになった庭を見たら、あのおばあさんは、驚くでしょうね♪ あちこち蚊に刺されましたが、さっぱりして、気分は爽快です!
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2007.9.5 |
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いよいよ運動会の100mの徒競走が始まります。
ピストルではなく、掛け声と手拍子での「よ〜い、どぉん!」で一斉に・・・いやバラバラ気味にスタート。
同時に応援の歓声が上がる。だが、それが突然悲鳴のようなどよめきに変わった。
最後尾に走っていた小柄な子が転倒したのだ。
起き上がれない。必死の形相でもがいているが、起きられない。
異様な歓声に、先頭を走っていた子がそれに気がついて、なんと、なんと戻ってきた。
他の子達も気がついて次々と戻ってきた。
そして転倒した子を起こし、心配そうに見ながら、みんな一緒にゴールに向かってゆっくり走り出した。
みんな何がしかのハンデイを持ってるので、ピョコタン、ピョコタンとスムーズな走りではないが、一生懸命走った。
そして、順位に関係なく、完走した全員の首に職員が作った紙製の金メダルがかけられた。
来賓も、祝辞も、万国旗もテントも、何もない障害者の施設の運動会だが、真心たっぷりの、心優しい運動会でした。
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2007.7.21 |
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作業所に通っている自閉症の長男が、本屋に行くと言うので、私は付き合った。
目的の本を買い、独特の動作ながらも機嫌のいい長男と連れ立って書店を出ると、「失礼ですが、このお子さんのお父さんですか?」と見知らぬ男性から声をかけられた。
大手のCD店で、挙動不審?と思われたのか、あらぬ疑いをかけられて辛い思いをしたことがあったばかりだ。
「はい、そうですが、すみません、何かご迷惑でもおかけしたのでしょうか?」とっさにお詫びの言葉が出てしまう父親の私。
自閉症の息子のこととなると、詫びる事が習性になってしまった自分に、情けなさと不安な気持ちが入り混じった。
その男性は慌てるように「いいえ、違うんです。私はこの春から自閉症のお世話をしている新米教師です。地下鉄で通ってますが、
車内で息子さんを何度も見掛け、学校の子と同じ自閉だ、と気がつきました。何事もなければいいな、という衝動で何度も声を掛けようとしましたが、できませんでした。
自閉の子は突然声を掛けられるとパニックになる場合があり、私は経験が浅いのでその対応に自信がなく、見ているだけにしました。
そのことが申し訳ないという気持ちと、地下鉄の車内ではとても立派なので、それをお伝えしたくて」と言葉を結んだ。
担任でも作業所の関係者でもないのに、と私は驚いたが、胸が一杯になった。
親の知らない所で、見知らぬ人が温かく見守っていてくれる、その現実を知っただけで、幸せな気持ちになりました。
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2006.4.1 |
| 当店の駄菓子コーナーは子供達の社交場。 この時期になると「私、はずれ」「僕は当り」などと賑やかになることがある。駄菓子のクジ引きの話ではない。新しい担任の先生の話だ。 どうやら、母親同士の会話を聞きかじり、友達同士で話し合っているようだ。 担任が「はずれ」と言ってる子に 「そう言う君のお母さんは、当り?はずれ?」と意地悪な質問をしてみると、ちょっと考え「おこづかいをくれたり、ゲームを買ってくれる時は「当り」で、ガミガミ怒る時は「はずれ」、だから、両方!」と返ってきた。そして「店のくじ引きで「はずれ」た時は、どうする?」に、「お金がある分、当たるまで、頑張ってもっとやる。クジって、当たったりはずれたりするから楽しいんだよね」と明るい。「君は才能がある分、担任の先生が「当たり」と思えるよう、頑張れるよね、いろんなことがあるから楽しいんだよね」と言うと、「オフコース!」と元気な返事。 子供は親が思っている以上に、頼もしく成長しているが、まだ親の影響は大きい。 担任を「当たり、はずれ」と思うのは親の自由だが、心の中に留めておきたいものだ。 「はずれ」と風評のある先生は謙虚な気持ちで対応を検討してもらえれば、と思った。 「当たり、はずれ」は世の中のつき物だと思う。 |